当院の注力分野である消化器疾患。消化器内科、消化器外科を中心に、他の診療科や内視鏡センター、大腸・肛門病センターなどが協働して診療を行います。
 

 ・胃、十二指腸潰瘍
 ・逆流性食道炎
 ・肝機能障害、脂肪肝、慢性肝炎(ウイルス性)、肝硬変
 ・慢性腸炎
 ・胆石、胆のう炎
 ・大腸憩室炎、憩室出血
 ・虚血性大腸炎
 ・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
 ・機能性胃腸症
 ・過敏性大腸炎
 ・便秘
 ・感染性胃腸炎 など

◆ 消化管内視鏡検査について
 早期発見のために、内視鏡検査等の検診を定期的に受けることが大切です。当院では年間約1万件の消化器内視鏡検査を行っています。
・大腸カメラ
 大腸カメラで、がんになる可能性のあるポリープを早期に発見、治療することは大腸がんの予防に効果があります。特に「全大腸内視鏡検査(大腸全体の内面を確認する検査)」は、 大腸の奥まで確認できるため、盲腸・上行結腸・横行結腸の病気の発見に効果があります。また、検査で腸管を広げる際に、安全で生体吸収に優れる炭酸ガス(CO2)を使用するなど、 大腸検査を受けやすくするための工夫にも取り組んでいます。
▼ 大腸がんを効果的に予防しよう!
▼ 全大腸内視鏡検査の流れ
・胃カメラ
 当院で実施している胃カメラ検査は、「経鼻用スコープ/ハイビジョンスコープ」、「経口/経鼻」、「鎮静剤あり/なし」の組み合わせを選ぶことができます。

選べる胃カメラ(鼻からの検査/口からの検査)
・カプセル内視鏡検査(大腸・小腸)
 小さなカプセルを飲み込んで、おなかの中の写真が撮る検査です。これまで検査が難しく「暗黒大陸」と呼ばれてきた小腸の検査に威力を発揮するほか、大腸などの検査も可能です。

カプセル内視鏡で暗黒大陸を探検せよ!(ヤッ芳2014年3月号)
◆ 消化管内視鏡手術について
 消化管(食道・胃・大腸)のがんのうち、ごく早期に粘膜内にとどまった段階で発見されたがんは、 内視鏡を使って切除が可能な場合があります。外科的手術とくらべ、入院期間や社会生活復帰までの期間が短くすむなど、大きなメリットがあります。

消化管内視鏡手術とNBI(芳珠記念病院のがん診療ブック)
◆ 肛門病や便秘などに特化した専門外来の開設について
 痔、便漏れなどの肛門のトラブルや便秘症などで悩んでいる方は少なくありません。当院では、それらの悩みを専門的な視点から検査し、治療を行う専門外来「便秘・肛門外来」を開設しています。 痔の治療では、いぼ痔(内痔核)に直接注射を行う「ALTA療法」を積極的に行っています。

専門外来「便秘・肛門外来」
お悩みですか?便失禁「原因を特定するための検査」をおすすめします(ヤッ芳2014年2月号)
ご存じですか?切らずに治せるいぼ痔の治療(ヤッ芳2011年7月号)
▼ スーパー便秘の検査と治療(テレビ小松放送番組「知っていますか?南加賀の最新医療」より)
◆ ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療について
 団塊の世代の半数以上が感染し、推定患者数は3,500万人とも言われている 「ヘリコバクター・ピロリ菌」。胃の粘膜に感染すると炎症が起こり、長く続くと、感染部位は広がり、最終的には慢性胃炎(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)となります。 その結果、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎を引き起こしたり、胃がんの原因となる場合もあります。 当院では、内服による除菌療法を積極的に行い、ピロリ菌による病気の発生リスクを軽減する取り組みを行っています。

ささっと調べて、すっきり除菌!(ヤッ芳2013年11月号)