子宮頸がんとは
子宮頸がんは、例外はありますが、主に性交渉によって感染する、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因として発症します。このウイルスは、 すべての女性の約80%が一生に一度は感染していると言われているほど、ありふれたウイルスです。感染してもほとんどの場合は自然に消滅しますが、一部の場合は子宮頸がんに進展し、 日本では年間約15,000人が子宮頸がんにかかり、毎年約3,500人の女性が亡くなっています。
ワクチンで予防することができます
HPVには150種類以上の型がありますが、中でも、HPV16型とHPV18型と呼ばれる2種類は、子宮頸がんを発症している20~30代の女性の75~90%から見つかっており、
発がんリスクが高い型であるといえます。このHPV16型とHPV18型は、ワクチンを接種することで、感染を長期にわたって防ぐことができます。そのため、これから感染する可能性のある方や、
性生活の未経験の方は、早い段階で接種を受けることが特に効果的といえます。ワクチンは小学6年生から接種することができ、3回接種することによって抗体をつくります。
※現在、ガーダシルは男性への接種が可能となっております。ご希望される方は、当院までお問合せください。
ワクチン助成制度について
対象の方は、各自治体にて一部助成を受けることができます。詳しくはお住まいの自治体までお問合せください。
当院でワクチン接種を希望する際の予約方法について
こちらからご確認ください。