院長のご挨拶

芳珠記念病院を代表してご挨拶を申し上げます。

【猛威を振るう新型コロナウイルスに対して】

 武漢市で第1例目が確認されたのは2019年11月22日、わが国では2020年1月15日の診断が第1例目でした。 2020年は、まさにその対応に追われた1年といっても過言ではありません。 石川県・保健所の指導の下、当院においても発熱外来の整備、ウイルス診断の確立、そして病棟でも感染防護対策を徹底しました。 そのおかげもあり、地域の皆様と当院に働く職員の安全と安心が担保できたと思います。 しかしながら感染の勢いはまだ終息の気配が見えません。私共は、今後もしっかり感染防護を行いつつ、医療・介護のサービスを提供したいと思います。

【医療・介護のサービスについて】

 少子高齢化は、わが国の最重要課題です。推計では日本の総人口が今後20年間で、12,532万人から11,092万人へと1,440万人も減少します。 一方、75歳以上人口は1,872万人から367万人増えて2,239万人となります。医療・介護の需要増加と人的・金銭的資源不足が加速します。 そのため健康寿命の延伸や在宅医療の推進の施策などが国から打ち出されています。 2021年は、①健診の拡充、②入院前の評価と治療介入、③低侵襲治療の推進、④早期の社会復帰、そして⑤在宅復帰支援の充実に今まで以上に取り組みたいと思います。 また、診療支援ツールの利活用など、医療・介護分野のDx(デジタルトランスフォーメーション)は今後の発展が見込まれます。 このプロジェクトには、当院も積極的に関わっていきたいと思っています。
2021年1月