芳珠記念病院

〒923-1226 石川県能美市緑が丘11丁目71番地
電話:0761-51-5551
FAX:0761-51-5557

救急医療・手術

救急医療・手術

地域の急性期医療ハブとしてことわらない」にこだわる

地域の急性期医療の
ハブとして
「ことわらない」に
こだわる

当院の救急医療は「ことわらない」をモットーに、多くの連携機関と協働で、突然起こる病気やケガから地域の皆さまを守れるよう体制を整えています。さらに、全身麻酔手術の対応や早期退院のための取り組みにも力を入れています。

能美市地域の医療提供体制と当院の役割

当院がある南加賀医療圏の人口は約22万人、能美市の人口は約5万人です。能美市医師会を中心とする医療提供体制は、当院と公立病院の2つの救急指定病院のほか、民間の療養型病院、複数の診療所で構成されています。当院では、これらの医療機関や救急隊などの連携機関と協力し、地域の救急医療に尽力しています。また、自院での積極的な受け入れはもちろん、重症度の高い症例については、高次救急病院やより専門的な医療機関と連携するなど、地域の急性期医療のハブとしての役割を担っています。

能美市地域の医療提供体制と当院の役割

ほうじゅの救急医療と手術

年間1,000件の救急搬送の受け入れを目標に、体制を整備し、専門外であってもできるだけ「ことわらない救急医療」を実践しています。ご自宅や高齢者施設などからの救急搬送や、大学病院や地域の中核病院などを経由した救急搬送(くだり搬送)にも対応し、地域密着型の救急指定病院として24時間365日の診療を行っています。加えて、救急医療の質を向上させるための取り組みとして、院内外で様々な活動を行っています。

院内外の活動

  • 救急部門委員会
  • 消防隊との症例検討会
  • 介護保健施設等の緊急時受入協力医療機関
  • 休日夜間急患センターへの小児医師派遣(南加賀急病センター)

外科、整形外科、眼科を中心に、昨年度は800件に迫る手術実績があります。全身麻酔手術に対応できる体制を整えているほか、新たな手技や機器などの積極的な導入、手術時間の効率化により患者さんへの負担軽減に取り組んでいます。合わせて、手術前後の期間(周術期)におけるリハビリテーション、栄養管理、口腔ケアの実施による早期退院にも注力しています。

診療科 件数
外科 221
整形外科 221
脳神経外科 31
眼科 307
その他 5
785

※2023年度実績

連携機関・担当医師メッセージ

連携機関からのメッセージ

能美市消防本部中川 登志勝消防長

能美市消防本部

中川 登志勝
消防長

近年、救急出動件数は増加傾向で、令和5年は過去最高の2,088件を記録し、同年、全搬送人員の3.5人に1人を芳珠記念病院に搬送しました。
搬送先を選定する際は、傷病者の症状、医療機関の体制も考慮しており、芳珠記念病院は献身的で素晴らしい医療スタッフと医療検査設備が整っているため、安心して搬送できる環境であります。
今後も市民の安全を守り、地域の医療機関と連携して、住民サービスの向上に努めていきます。

能美市医師会 佐久間 寛 会長

能美市医師会

佐久間 寛 会長

かかりつけ医療機関として、通院している患者さんや、嘱託医を担当している介護施設に入所中の方の急な状態の悪化に対し、市内の救急指定病院が積極的に対応していただいていることで、安心して診療を行うことができます。救急患者さんの重症度について適切な判断ができない場合なども含め、3次救急医療機関への取り次ぎをしていただくことも多く、助かっています。今後も、お願いする救急患者さんの情報提供を確実にし、連携を深めていく所存です。

担当医師からのメッセージ

芳珠記念病院
副院長/外科科長/救急センター長/オペ・サプライセンター長

吉光 裕

当院は救急救命士の研修指定病院であり、能美市消防本部との信頼関係のもと、地域の救急医療体制に貢献しています。救急患者さんの診療にあたっては、能美市医師会の諸先生方との連携により対応しています。このように地域の様々なパートナーと協力しながら、皆さまが安心してこの地域で暮らすことができるよう、救急医療の取り組みを続けて参ります。

芳珠記念病院副院長/外科科長/救急センター長/オペ・サプライセンター長吉光 裕